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スマホで検診が受けられる?!

KDDIが始めた「スマホdeドッグ」は従来の健康診断で行っていた採血量の1/200で同等の検査結果が得られる「即時血漿分離技術」を使った自宅で簡単にできる検査キットです。

どんなことが分かるのか

採血で分かるのは、中性脂肪・総コレステロール・LDLコレステロール・HDLコレステロール・AST・ALT・γ-GT・血糖・HbA1c・クレアチニン・尿素窒素・総タンパク・アルブミン・尿酸などであり、中性脂肪・総コレステロール・LDLコレステロール・HDLコレステロールから脂質代謝、AST・ALT・γ-GTから肝機能、血糖・HbA1cから糖代謝、クレアチニン・尿素窒素から腎機能、総タンパク・アルブミンから栄養状態が分かるそうです。これにより動脈硬化、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などの病気のリスクが病院に行くことなく分かり、病気の早期発見に繋がると期待されています。

即時血漿分離技術とは

産業医科大学産業衛生教授で有限会社ファームアンドブレイン代表の浜口さんは「もの言わない内臓たちは、血中に自分のメッセージ(血糖やタンパク質など)を流しているため、血液検査をすることで内臓の状態をつかむことができる」という。

しかし血液検査は時間がかかるため、手軽にできるようなものではないが、即時血漿分離技術を使うと、従来の血液検査の約1/200になる0.05mlのみを抽出し、溶液中でその場で結晶分離する技術で、輸送中の振動などで検査に影響が出ないようにしています。つまり病院に行かなくても検診が受けられるようになりました。

病院に行かずに検査できる恩恵

検査キットを提供するリージャー株式会社の微量血液分析研究所の大澤さんは「血液は体に隅々まで流れているため、何らかの病気に罹ったときは、その体内の変化を調べるするために血液検査が行われるが、いつでもどこでも、家庭内で簡単に多種類の血液検査をする検査技術がなかった」という。自分の健康を調べるに受診して仕事を休むことは敬遠されるため、少々体調が悪くても病院に行くことを躊躇ってしまいます。 この課題を解決するために、手指微量血液での検査システム(デメカルキット)を開発したそうです。

大量生産が可能になり、価格が下がると利用者が増え、年々増加する医療費が削減されると思われます。